HG 高機動型サイコ・ザク サンダーボルト版を素組みレビュー! 大型ランドセルが圧巻

HG 高機動型サイコ・ザクの機動戦士ガンダムサンダーボルト版をレビューする。やっぱり最大の魅力は何といっても圧巻の超大型ランドセル。もう動力パイプが破損するくらいの迫力と重量感だ。
目次
- HG 高機動型サイコザク TBが登場! 発売日は13日の金曜日の仏滅・・・
- 超大型ランドセルがサイコー! 武装をいっぱい盛り付けられる
- 武器はバズーカ、MG、ヒートホーク、シュツゥルムファウストが付属
- サブアームで究極完全体! バズ、MG、ロケランなんでも取り付けOK
- HG 高機動型サイコ・ザク サンダーボルト版の総評
HG 高機動型サイコザク TBが登場! 発売日は13日の金曜日の仏滅・・・

HG 高機動型サイコ・ザク サンダーボルト版は、バンダイスピリッツから2016年05月13日の金曜日の仏滅に発売(すごい日に発売したもんだ)。漫画およびオリジナルビデオアニメーション作品『機動戦士ガンダム サンダーボルト』に登場する主役機をガンプラ化した。

値段は税込み3,190円(発売時は2,916円)、対象年齢は15歳以上。多くの場合、HGの対象年齢は8歳以上であることが多いけど、今回は推奨年齢が高めだ。たぶん、細かいバーニアノズルが多くてボリュームもあるキットだからだろうね。

サイコ・ザクのパイロットはダリル・ローレンツ。筆者もOVAを見たけど、リユース・P・デバイスの件はあまりに壮絶だった・・・

サイコザクの頭部。動力パイプはもちろんのこと、指揮官機を示すオレンジ色のブレード・アンテナもある。

モノアイは可動式。でも構造上の問題であまり左右には大きく動かせない。若干雰囲気を変えられる程度だね。

ボディには定番の動力パイプと小型のバーニアノズル4基を装備。ボディの前面にノズルがあるのはサイコザクだけの仕様だ。

ボディの動力パイプ・・・筆者のサイコザクのそれは破損してしまった。これは左右両方、しかも複数個所が壊れた。。。
この動力パイプは背部に接続されていて、その大型ランドセルのあまりのサイズと重さに耐えられなかったみたいだ。少し動かしただけでポキポキッ、とね・・・後で真鍮線を入れて接着しないといけない。

サイコザクのスカート。スカートにもノズル付きで、フロントスカートは切り離しによって左右が独立可動できる。

サイコザクの腕。肘関節のシワシワした独特な関節カバーが見どころのひとつ。

左肩にはもちろんスパイクアーマーがある。金色のトゲトゲでリッチな感じだ。

右肩にはザク・シールドを装備。ここにはボディやスカートより一段と小さいバーニアノズルが取り付けられている。

サイコザクの手。握り手と平手の2種類のハンドパーツが付属するけど、どちらもHG リックドム ガイア機 オルテガ機GQ並みにリアルな形状だ。

サイコザクの脚。肘と同じく関節カバーや動力パイプなどがある。

脚は一般的なザクよりも角張った形状で、膝にノズル付き。モールドも細かめだ。

足の裏にはバーニアがないが、周辺の脚部に大きさの異なる左右6基のノズルが搭載されている。

脚部カバーは開閉式。バーニアノズルから噴射するときはこのギミックを使って脚部カバーを開く。

サイコザクには専用のスタンドが付属。アクションベースを別個に買わなくても固定できる。

台座には別売りのアクションベースのようなフレキシブルさはないが、元々これだけ大きなランドセルがあってはスタンドアームを動かすことなど不可能。だから問題にはならないだろう。それに先端の軸の角度を変えれば、サイコザクの傾斜を少し前後できる。
超大型ランドセルがサイコー! 武装をいっぱい盛り付けられる

高機動型サイコザクの最大の魅力はなんといってもその大型ランドセルだ。“高機動”を実現するために超がつくほど巨大なバックパックが装備されている。

ランドセルは長大なロケットブースター2基を備え、そこにありとあらゆる武装を装着することが可能だ。

その武装のひとつがザク・バズーカ。1本何トン何十トンもの重量があるであろうバズーカをなんと3本も装着できる。これは本当に驚きだ。背中がこんなに重くて大丈夫かっていうくらい信じられない。例え宇宙空間を飛行するとはいってもね。道理で動力パイプが壊れるわけだ・・・

バズーカを装着した上部ロケットブースターの左右には各種予備弾を装備。バズーカのロケット弾とMGのスペアマガジンだ。

ロケット弾と収納ボックスは別パーツ化されているから色分けやリアリティが優れている。

バズーカが装着されたロケットブースターの下にあるもう一本のブースターにはシュツルム・ファウスト3本を装備。

下部ブースターの左右にはヒートホークやザクマシンガンも装着できる。

ヒートホークのほうはクリップ式である程度保持力が高い。でもマシンガンのほうは乗っけるだけだからちょっと落ちやすいかな。

ロケットブースターの先端にはバーニアノズルも。

ランドセルの両サイドもノズルがいっぱいだ。

さらに背部にも大きめのバーニアノズルを装備。高機動型サイコザクというだけあって、ランドセルにはノズルが密集している。
武器はバズーカ、MG、ヒートホーク、シュツゥルムファウストが付属

ザクと名付けられたモビルスーツにはもちろんヒートホークが付属。これだけ高火力の遠距離攻撃に特化したサイコザクでも近接戦闘用武器を備えている。

ヒートホークは大艦巨砲主義みたいなサイコザクにしてはミニマムに見えるけど、弾切れになったときは役立つだろう。

サイコザクのメイン兵装はザク・バズーカ。

ロケットブースターに装備した3本の他に、さらに2本のザク・バズーカが付属する。

手持ち用やサブアーム用のザク・バズーカが余分にあるから、ロケットブースターからわざわざ取り外さなくてもいいのは嬉しい。

ザク・バズーカのグリップは可動式で、砲身付近のグリップも掴んで両手持ちのポージングができる。スコープが動かないのはアレだけど、定番の両手持ちができるのはポイント高いね。

使い捨てのロケットランチャーであるシュツゥルム・ファウストも付属。こちらもブースター装備用の他に1本余るから手持ちの時に便利だ。
サブアームで究極完全体! バズ、MG、ロケランなんでも取り付けOK

高機動型サイコザクにはサブアームという武装を接続するためのアイテムが存在。

サブアームはパーツの差し換えによって展開状態と非展開状態を再現できる。非展開状態とは画像のようにサブアームが折りたたまれ、シェンロンガンダムの延長アームのように小さくなった状態だ。

サブアームはランドセル上部の左右二か所に取り付け可能。非展開時のサブアームを外し、露出したポリパーツに展開状態のサブアームをはめ込めば武器を設置できるようになる。

展開状態のサブアーム2基に武器を盛り付ければ、高機動型サイコザクは究極完全体だ。

武器満載のランドセル、両手いっぱいの武器、サブアームにも全部乗せ・・・もうなにがなんだか分からない。

うな重に牛肉、豚肉、温玉、天ぷら、ナポリタン、白身フライ、エビフライをトッピングしたような感じだ。

細いサブアームだけど、大きなバズーカだってホールドできる。

マシンガンやロケランももちろんOKだ。

かっこいい・・・

うん、かっこいい。

サイコー。
HG 高機動型サイコ・ザク サンダーボルト版の総評

HG 高機動型サイコ・ザク TB版は10年近く前のガンプラとはいえ、このボリュームで定価3,190円はすごい。10年前ならHGとしては結構いいお値段だったけど、近年の華奢なHGでも2,500円以上することを考えれば凄まじいコスパに思える。
もう大型ランドセルやら武器満載やらで素晴らしい見栄えだし、ザクとして屈指のかっこよさ。これは買わずにはいられなかったね。
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