HG 赤いガンダムを素組みレビュー! ビット6個ないけど2個でも楽しい

HG 1/144 赤いガンダムを素組みレビューする。なんといっても大注目のビットが付属して、赤いガンダムの6ヶ所に取り付けられるのも楽しいガンプラだ。プレバン限定なのかは分からないけど、追加ビットの拡張セットも出るみたいだからそちらも楽しみだね。もちろんAMSジョイント採用のチェーンハンマーも必見さ。
目次
- 赤いガンダムは頭部の可動範囲がすごい! ほぼ真上を向ける
- シャアが初めてガンダム・シールドを装備・・・背中にマウントもOK
- ビット2個でも楽しい! 赤いガンダムの6カ所に取り付け可能
- スコープ可動のライフル付属! ビーム・サーベルはもちろんシャアピンクだ
- なんとアドバンスドMSジョイント採用! ガンダムハンマーがよく動く
- HG 赤いガンダムの総評
赤いガンダムは頭部の可動範囲がすごい! ほぼ真上を向ける

HG 1/144 赤いガンダムは、バンダイスピリッツから2025年05月31日 土曜日 土方歳三の誕生日に発売。価格は税込2,750円、推奨年齢は8歳以上。

テレビアニメーション作品『機動戦士ガンダム ジークアクス』に登場する赤いガンダムをHGガンプラ化した。

赤いガンダムのパイロットはシャア・アズナブル。シャアはこれまでもTVアニメ『機動戦士ガンダムZ』を中心に、複数のガンダムに搭乗してきた。百式を含めてね。だけどしっかりガンダムと付くのはこの赤いガンダムが初めてだ。パラレルワールドとはいえ、赤いガンダムは記念すべき機体になる。

赤いガンダムの顔。ツインアイの青いパーツは仮面ライダーのように細かいザラザラとした凹凸があって凝った造形になっている。頬の黒いセンサー部分が別パーツ化されているのもリアルな立体感が増していいね。

赤いガンダムは後頭部の造形もすごい。あまりガンダムらしくない雰囲気だけど、人間が着る近未来の軍用スーツみたいなデザインだ。

赤いガンダムは頭部の可動域が凄まじい。画像のように見事に上を向くことができる。

その可動域はほぼ真上を向けるほど。HGでこれだけ顔を上げられるガンプラは他にないと思う。顔を最大まで上に向ければウルトラマンのような飛行ポーズも可能だ。

赤いガンダムは肘の可動域も抜群。シェンロンの伸縮アームみたいにピタッと折りたためる。肩の引き出しギミックはそこまでじゃないけど、肘はなかなかだ。
シャアが初めてガンダム・シールドを装備・・・背中にマウントもOK

赤いガンダムはガンダム・シールドを装備。これまでシャア・アズナブルが何度も殴りつけてきたガンダムのシールドを、ついに自らが装備する時が来た。なんか感慨深いね。でもザクシールドはちょっと嫉妬してるかもしれない。

シールドはビットも取り付けられる肘部分に接続可能。シールドの裏は折りたたみ式のパイプベッドみたいな黒いフレーム構造でシンプルかつ軽量化された感じだ。

非使用時や肘にビットを取り付けるときは、シールドを背中にマウントしておくことができる。

マウントするには、バックパックから突き出した軸に挿し込むだけだ。
ビット2個でも楽しい! 赤いガンダムの6カ所に取り付け可能

赤いガンダムといえばやっぱりビット。機体から分離してオールレンジ攻撃が可能な、スラスターも兼ねた固有武装だ。本当なら最大6個のビットを装備できる設定だけど、今回のHGには控えめに2個付属する。

ビットは赤いガンダムの肩と肘と膝付近の6ヶ所に接続可能。画像では肘に取り付けたところだ。

ビットはシリコン製のブロワーやソウルジェムを思わせる特徴的なフォルム。

ビットの黄色い部分は色分けもシールもないが、ピンク色とグレーの部分はパーツによって色分けされている。

ビットは先述のように肩部にも取り付け可能。この肩に接続されたビットが一番ポピュラーな、よく見かける状態だ。

そしてビットは膝付近にも接続できる。

個人的にはこう脚に取り付けた状態が一番好みかな。よりスラスターっぽく見えるし、ポージングが一段と躍動的になる気がする。

ビットを取り付けた赤いガンダムはやっぱりかっこいい。ビットは360度回転できて動きもつけられる。ポージングがさらに豊かに華やかになるのは間違いないね。

ビットは肩と肘と膝付近の各部から外向きに突き出た黒い軸にはめ込む仕組み。ビット使用時と非使用時によって黒い軸を差し換える。肘の軸はピンクのパーツを取り外してから組み換えるから、他の軸よりも少し手間がかかるかもしれない。
スコープ可動のライフル付属! ビーム・サーベルはもちろんシャアピンクだ

赤いガンダムにはビーム・ライフルが付属。シャアザクならザク・マシンガンだけど、今回はガンダムだからライフルだ。バズーカは付属しないけど、ビットとライフルがあれば遠距離攻撃は十分だね。

ライフルのスコープは可動式。スコープが左右に可動するから任意のポージングで狙いを定められる。

さらにライフル本体のグレーとスコープの黄色もパーツ分割で色分けされており、シールや塗装なしで再現度が高い。

ガンダムといえばビーム・サーベルが代名詞。だから劇中のように赤いガンダムにおいてもビーム・サーベルが付属する。ジークアクスみたいなヒート・ホークはないよ。

ビーム・サーベルのビームの色はピンク色。そして柄もピンクだ。赤い彗星のシャア専用機らしいね。

ビーム・サーベルは非使用時にはランドセルの上部にマウント。ファーストガンダムと同じく2本搭載している。
なんとアドバンスドMSジョイント採用! ガンダムハンマーがよく動く

赤いガンダムにはビットの次に印象的なアイテムが付属。それがガンダム・ハンマーだ。鎖に鉄球が繋がれたチェーンハンマーである。

このハンマーの鎖部分には特徴的な要素があって、それは組み立てる必要がないこと。なんとアドバンスドMSジョイントを採用しているんだ。

AMSジョイントはRG初期の内部フレームや最近でも手首や武装の一部などに使われている現役の技術。RGの専売特許だったそのAMSがHGに採用されるのは今回がおそらく初めてだろう。

アドバンスドMSジョイントによって構築されたシームレスなハンマーは可動性バツグン。くねくね丸めたりズバッと伸ばしたりがスムーズに行える。

付属の透明なジョイントパーツと別売りのスタンドを組み合わせれば、ハンマーが浮いている状態を表現可能。ここではバンダイスピリッツのアクションベース6を使用した。

アクションベースを駆使しながらハンマーを引き延ばす・・・なかなかのリーチだ。AMSジョイントである程度形を整えられて、飛距離もズドーン。赤いガンダムが持つとさらにスタイリッシュだね。

赤いガンダムの優れた可動性能や平手、ハンマーなどを組み合わせれば、躍動的なポージングもかっこよく決まる。

特に膝がよく曲がるからジャンプのダイナミックさが素晴らしい。
HG 赤いガンダムの総評
HG 赤いガンダムはジークアクスよりもエヴァンゲリオン感があるかっこいいモビルスーツ。大注目のビットは2個だけでも十分楽しめる。でも最大の6個付属しないのはファンの飢餓感を煽るね。
2個でも十分なんだけど、やっぱり6個欲しくなる。2個だけにしたのはビットの拡張セットを出すための伏線で、バンダイの商売がうまいってことなんだろうけど・・・しばらくは絶対に品薄状態になるから。。。でもいつかビットを6個手に入れて、赤いガンダムを完全体にできる日が楽しみだ。
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