フィギュアライズスタンダード 仮面ライダー新1号を素組みレビュー! 生誕55周年の涙ライン際立つプラモ

Figure-rise Standard 仮面ライダー新1号を素組みレビューする。初代仮面ライダーのパワーアップバージョンである新1号がフィギュアライズシリーズに登場。アンテナとマフラーを備えた伝統のライダーが忠実に再現されているぞ。Cアイの美しさやコンバーターラングの複雑な表面加工、2タイプのスカーフ、様々なアクションポーズを可能にする優れた可動性など魅力たっぷりだ。
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仮面ライダー新1号がプラモ化! パワーアップで虎退治だ

フィギュアライズスタンダード 仮面ライダー新1号はバンダイスピリッツから2026年03月21日 土曜日 春分の日に発売。価格は税込4,180円、対象年齢は15歳以上。
1971年に放送が開始された特撮連続テレビドラマ『仮面ライダー』および1972年4月1日放送の第53話「怪人ジャガーマン 決死のオートバイ戦」に初登場した仮面ライダー1号の強化型である新1号をプラモ化した。

Figure-rise Standardシリーズのライダーとしては仮面ライダーゼロワン ライジングホッパー以来。1年以上の空白期間を経て、2026年に生誕55周年を迎えた仮面ライダーのメモリアルキットとしての登場となる。

スタンダードなデザインやパッケージの雰囲気は2023年発売のシン・仮面ライダー似。近年では省かれることも多くなったアンテナや2種類のマフラーといった要素も共通点だ。
シン・仮面ライダーは初代仮面ライダーがモチーフだから似ているのは当然といえばそう。でも今回の新1号は昭和仮面ライダーらしいレトロ感がしっかりと出ているから、うまくすみ分けできていると思うよ。メカ感のシン・仮面ライダー、生物感の新1号って感じかな。

新1号のマスク。超触覚アンテナやOシグナル、Cアイ、涙ライン、超触覚器、クラッシャーといった各部がもれなく再現されている。
超触覚アンテナはフラットではなくモールドや段があって繊細な形状。シンプルな差し込み式だからアンテナの向きも自分好みに変えやすい。
目の間にあるオーシグナルのランプはヘルメットと同じメタリックグリーンのパーツによって色分け。シールなしでランプ感がある。
キャットアイはフィギュアライズのライダーで既におなじみの複眼モールドやクリアレッドとシルバーのコンビネーションによって美しい仕上がり。瞳がきれいとはまさにこのことだ。
涙ラインはCアイの直下にある黒い部分。悲しみを背負ったライダーを表現しており、泣き顔とも髭のようだとも呼ばれる。新1号ではヘルメットの色が明るくなったことでこの涙ラインがより際立つようになった。さらに涙ラインは窪んでいて立体的に見える仕様。平面的だったりシールだけで済ませるよりも魅力的だ。
クラッシャーはマスクの口の部分。鋼鉄も噛み砕けるという牙型の装置だ。まるでばいきんまんのようにアニメチックなギザギザの歯でなんか愛嬌がある。嚙み砕くといっても実際に開閉ギミックがあるわけではないけど、チャームポイントになり得る素朴なかわいらしさを備えた部分だ。
前述の超触覚アンテナやクラッシャー、ライダーグローブ、ライダーシューズの銀色部分には鏡面加工が施されているという。でもザラザラ感のあるエクストラフィニッシュ仕様のシン・仮面ライダーに比べれば輝きは曇っている。というか普通のシルバーだ。特に鏡面感はない。

新1号の胸部およびコンバーターラングは表面加工で魅せる。あえてムラのある複雑な凸凹を表現しており、新1号の精巧さや情報量を高めているんだ。成形が雑だとか不良品ってわけじゃないよ。こういう仕様だから紙やすりで表面処理はやめよう。ツルツルになってしまう。

新1号のライダーベルト。風車ダイナモ、タイフーン、エナージ・コンバーター、サイクロン誘導装置といった各部を全て再現している。
特に風車ダイナモの造形は精巧。放射状の光のような形状がくっきりと再現され、今にも回転しそうな感じだ。プラモでは回転ギミックまではさすがにないけどね。前面にクリアパーツが使用されていることも再現度が高い点だ。
旧1号や桜島1号との違いは主にベルト帯の色。新1号にパワーアップしたことでベルト帯の色が白から赤に変わった。ヘルメットの色がダークグリーンからメタリックグリーンに変わったように大きな違いのひとつだ。
唯一欠点を挙げるとすれば、腰が太くなってしまっていること。本来ならもっとキュッと引き締まっているはず。ちょっとライダーベルトの厚みがありすぎたかな。そこだけ。

新1号には初代仮面ライダーのトレードマークである“赤いアイテム”が付属。黒や中性色のボディで一際目を引く赤いスカーフおよびマフラーだ。
シン・仮面ライダー同様に垂れたスカーフとなびいたスカーフの2種類が付属し、差し換えることでポージングの幅が広がる。シン・仮面ライダーとは長さや形状が異なるため既視感なく巻けるところもいい。
可動性バツグン! 必殺技やアクションポーズがかっこよく決まる

新1号は可動性が高いフィギュア。プラモでも無理なくアクションポーズの数々を決めることができる。

腰は干渉や制限なく自由に回転でき、のけ反ったり体を丸めるポーズに強い。頭部も引き出せばもっと上下に動かせるし、胴体の優れた可動によって上を向いたり下を向くようなポージングもバッチリこなせる。

新1号の腕は人間並みに曲げることが可能。肩回りも引き出し機構搭載で自由度が高い。

足の可動範囲も素晴らしく、股関節の柔軟性によって持ち上げる動きに強い。

胴体を曲げて足を上げれば蹴り上げてる感がかなり出せる。

力士の四股のようなポーズもお手の物だ。

前屈は・・・ちょっとアレだ、頑張ってる。

変身!!なポーズもかっこいい。肩が動かしやすいおかげでスッといい感じだ。

やっぱり胴体と肩の動きが効いてる。フィギュアだとシンプルな変身ポーズが意外と決まりにくいものなんだけどかっこいいね。

そう、こういうシンプルな構え。これがスムーズに決まるフィギュアは優秀だ。

手も握り拳、平手、手刀の3種類が付属するからいろいろ雰囲気を変えられるね。

電光ライダーキック!! 全身の可動部を総動員すれば両足を揃えて飛び蹴りする必殺技がクールに決まる。

もちろんライダーキックも。片足をしっかり曲げられるところがミソだ。

ライダーきりもみシュート!!されてるとこも再現できる。本当はする側だけどね。

付属のアクションベース6を活かしたライダーヘッドクラッシャーも躍動的。なんか風を感じる。

手刀となびいたスカーフでダッシュのスピード感もアップだ。
フィギュアライズスタンダード 仮面ライダー新1号の総評

初代仮面ライダーは全98話で新1号が登場したのが53話。新1号は後半の46話に亘って旧1号や桜島1号よりも長く活躍したライダーだ。今回はそんな新1号を見事に再現。S.H.Figuarts(真骨彫製法)も素晴らしい出来栄えだったと思うけど、フィギュアライズスタンダードも引けを取らないクオリティだ。
主にアディダスみたいな白ライン2本にシールが必要とはいえ、モールドの細かさや彫りの深さ、Cアイやヘルメットの美しさはフィギュアライズが上回っている。まさしく仮面ライダー生誕55周年にふさわしいフィギュアだ。
「仮面ライダー新1号」がFigure-rise Standardで商品化!スポンサーリンク
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