フィギュアライズスタンダード ウルトラマンジードプリミティブを素組みレビュー! レッキングバーストがかっこいい
フィギュアライズスタンダード ウルトラマンジードプリミティブをレビューする。レッキングバーストをかっこよく再現した、ウルトラマンジードプリミティブのプラモだ。
目次
- 目が飛び出す!? 溜めポーズ用エフェクトパーツのインパクトがすごい
- これがプリミティブだ!! 派手な必殺技“レッキングバースト”がかっこいい
- フィギュアライズスタンダード ウルトラマンジードプリミティブの総評
目が飛び出す!? 溜めポーズ用エフェクトパーツのインパクトがすごい
フィギュアライズスタンダード ウルトラマンジードプリミティブは、バンダイスピリッツから2024年06月22日 土曜日に発売。2017年07月08日(土)から放送開始された特撮テレビドラマ作品『ウルトラマンジード』に登場する同名キャラクターの基本形態“プリミティブ”をプラモデル化した。
プリミティブとはウルトラマンジードの7つある形態のひとつ。変身したとき一番最初になる姿であり、基本バージョンとなる。他の形態はマグニフィセントやロイヤルメガマスターなど。
初期形態のウルトラマンジードはベリアルの遺伝子を受け継いだジードらしい雰囲気だ。ベリアル風の適度に禍々しいダーク感に、赤と銀の正統派ウルトラマンのエッセンスが見事に融合。シンプルながら一番かっこいいフォームかもしれない。
まずはプリミティブの目からレビュー。目は青いクリアパーツによって再現している。通常版とレッキングバースト版の2種類が登場。通常バージョンは父親であるベリアル譲りの妖しく鋭い目つきだ。一見すると正義のヒーローぽくない。でもやや横にも広がっている分、ベリアルよりもまろやかな印象を加えている。
レッキングバーストの溜めポーズ用の目は“飛び出している”。特撮ヒーローでもロボットアニメでも見たことがないような形状だ。まるで目からビームを放っているような、氷柱が生えてきているような、もしくは漫画のような、そんな独創的でインパクトがすごい見た目である。まさにプリミティブの“目玉”といえるエフェクトパーツのひとつだ。
この溜めポーズ用の目は、ブルーのクリアパーツの差し替えによって表現。通常ver.から変える場合は顔と後頭部を分割後に通常目を外し、レッキングバースト用のフェイスに差し替える必要がある。
このとき、頭部のはめ合わせが固くて外しにくそうな場合は、わずかにダボ穴処理をして組み替えやすくするのもいいだろう。新しい顔に入れ替えた後はレッキングバースト用のエフェクトパーツをはめるだけだから簡単だ。
プリミティブのハンドパーツは2種類。拳と平手パーツだ。格闘用にもレッキングバースト用にも使えることから平手のほうを使いがちになるかもしれない。
プリミティブの胸部。中央にはもちろんカラータイマーが鎮座している。エネルギーが残っているときの青色と少なくなっているときの赤色を使い分けるための2種類のクリアパーツが付属。
このカラータイマーの青と赤はパーツの差し替えによって表現している。クリアパーツを取り付けた銀色の枠ごと入れ替えるだけなので、それほど手間はかからない。
プリミティブの胴体は色分けや新技術が最も分かりやすい箇所。シールを全く使っていないにも関わらず、赤・黒・銀の色分けがすごい。
この胴体にはバンダイスピリッツのプラモデル史上初となる“コアバック成形”を採用。それにより、ひとつのパーツが黒と銀色に精密に色分けされている。赤いパーツをこれだけ細かく分割しておきながら一部コアバック成形というのもアレな気はするけど、バンダイは新しい試みが好きだ。
ウルトラマンジードの肩はボールジョイント方式や付け根と上腕の可動によって優れた可動域を備える。肘はガンプラほど折りたためないが、90度以上は曲げられるから光線ポーズには困らない。
胴体の可動は特に優れていて、2か所が動くことでそれなりに体をのけ反ることが可能。首の後ろのパーツが“沈み込む”というギミックも活用すればさらにのけ反り感アップだ。
胴体はのけ反ることよりも前方に曲げるほうが優れた可動を見せる。腹筋をすぼめるエクササイズ風のポージングもばっちりだ。
ウルトラマンジードにはいくつもの可動部があるが、その中で最も優秀なのは脚部だろう。前後開脚はあと一息で隙間なくぴったりできそうなくらいだし、
左右開脚はもうほぼぴったりだ。股関節ほぐしを極めたプリミティブには敬礼するしかない。
膝に関しては肘同様に驚くほど動くということはないが、これも90度以上は曲げられてアクションポーズに支障はない。
これがプリミティブだ!! 派手な必殺技“レッキングバースト”がかっこいい
ここからはプリミティブのメインイベント、レッキングバーストをレビューしていこう。プリミティブのエネルギー、オーラ、パワー・・・それらが強烈にほとばしる、それがレッキングバーストだ。
レッキングバーストには二段階あって、まず両腕にエネルギーをチャージ。ビリビリビリビリと赤いエネルギーを両手いっぱいに集める。レッキングバーストの前段階ながらすでに派手さが凄まじい。
レッキングバーストの溜めポーズは専用の赤いエフェクトパーツで物理的に表現。エフェクトは手首に取り付ける仕組みで、ややポロリしやすかったりハンドパーツを固定しにくいというデメリットがある。ただ、目立たなさや自然な発動感という点においては優秀だ。
第一段階の溜めが十分に済んだら、いよいよレッキングバーストを解き放とう。
レッキングバーストとはウルトラマンジードプリミティブにおけるスペシウム光線といえる必殺技。スペシウム光線の根本にエフェクトを追加し、さらに赤いビリビリを盛り付けた豪快必殺技だ。間違ってもストッキングバーストではない。
レッキングバーストの青いエフェクトパーツを左手首に装着。そして溜めポーズで使った赤いエフェクトの一部を取り外して光線の根本に取り付ける。そうすればレッキングバーストが完成だ。
スペシウム光線に赤いエネルギーがほとばしったレッキングバーストは派手の極み。溜めポーズのエフェクトを再利用する仕組みも面白いし、取り付ける角度によって雰囲気を変えられるのも興味深い。
もう溜めてないけど、レッキングバーストと飛び出した目を組み合わせればさらにかっこいい。出るもの全部放出してる感ある。
ウルトラマン史上最高に煌びやかなスペシウム光線・・・これがデフォルト形態の必殺技だなんて信じられない。もはや最強の攻撃に見える。
フィギュアライズスタンダード ウルトラマンジードプリミティブの総評
フィギュアライズスタンダード ウルトラマンジードプリミティブはフィギュアライズ史上最も華やかかつ派手な必殺技が登場。他の形態ではなくプリミティブをチョイスところや特徴を捉えたエフェクト、こだわり抜いた色分けはさすがバンダイといったところ。商品化の目の付け所がいい。こんな派手でかっこいいエフェクト盛りだくさんのプラモを知ったら買わずにはいられないだろう。
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