バーチカルギロチンがかっこいい! フィギュアライズスタンダード ウルトラマンエースを素組みレビュー
バンダイ スピリッツのフィギュアライズスタンダード ウルトラマンエースを素組み及びシールなしでレビューする。
目次
- ウルトラマンエースが登場! オリジナル武器のガントレットも付属
- バーチカルギロチンがかっこいい! 必殺技の長大なエフェクトパーツ
- カラータイマーと両目に発光ギミック! ウルトラマンAを光らせよう
- メタリウム光線にタイマーショット! エースの必殺技を繰り出そう
ウルトラマンエースが登場! オリジナル武器のガントレットも付属
フィギュアライズスタンダード ウルトラマンエースはバンダイスピリッツから2019年5月に発売。フィギュアライズスタンダードブランドのウルトラマンシリーズとしては、Bタイプやセブンに続く第三弾として登場した。
ウルトラマンエースのスーツの大部分を占める銀色部分にはエクストラフィニッシュ、胸部や脚部の前面に使われる赤色にはグロスインジェクションというコーディングが施され、塗装しなくとも美しい仕上がり。武器パーツのボリュームはやや寂しく、BタイプやVer7.5のようなライフルやソードといった火器や刃物は持たない。ただ、バーチカルギロチンの豪快なエフェクトパーツが付属することは魅力的である。
組み立てたウルトラマンエースのサイズは、身長15.5センチ、肩幅5.5センチ、厚さ2.5センチ、腕の長さ5.5センチ、股下7センチ。漫画やアニメを原作としていても股下が極端に長いということもなく、適度にスタイルがいいといった感じだ。
肩幅も瀬戸大也選手のような競泳選手ほど広くないため、シュッとした立ち姿に見える。
ウルトラマンエースは首を回すことが可能。さらに前に動かすこともできる。
あまり違いが分からないかもしれないが、軽くうなずく感じで頭を前に倒すことが可能だ。
頭を前に倒すときは首の根本が可動する。
ウルトラマンエースの腕は肩・上腕・肘・手首に可動部がある。また、肩のアーマーはピラピラとめくることが可能だ。
上腕を回転させたり肘を曲げることにより、肘から先の腕を好きな方向に動かすことができる。
肩を回して腕をまっすぐ上に伸ばしたり、
真横に持ち上げることも可能。
もちろん元気玉を作っているようなアクションポーズもとることができる。
ウルトラマンエースにはバンダイのオリジナル武器である赤いガントレットが付属し、前述の腕に取り付けることが可能。
ガントレットを装着すると、前腕は握力を極端に鍛えまくった筋トレマニアのようにたくましい太さになり、ついでに腕も長くなる。まさに強化装備といったアイテムだ。
このガントレットを装備すれば相手の攻撃を跳ね返すことが簡単にできそうだし、パンチの威力も増すような雰囲気がある。
ガントレットはBタイプやセブンにはない部類の強化装備であり、通常は華奢に見えるウルトラマンエースの迫力をグッと高めてくれるだろう。
バーチカルギロチンがかっこいい! 必殺技の長大なエフェクトパーツ
ウルトラマンエースといえば、独自の必殺技であるバーチカルギロチンが印象的だ。その切断技、バーチカルギロチンがこのキットにももちろん付属する。
バーチカルギロチンのエフェクトパーツは、手と前腕の間に挟んだ受けパーツに装着。わざわざ受けパーツを取り付ける手間はあるものの、バーチカルギロチンを装着したときのかっこよさを思えば苦にならない。
バチバチとした描写を含むバーチカルギロチンのクリアパーツはとてもスタイリッシュなデザインであり、まさに渾身の必殺技というオーラだ。
バーチカルギロチンの味を知った相手は、スパッとやられてしまうことだろう。
カラータイマーと両目に発光ギミック! ウルトラマンAを光らせよう
ウルトラマンたちは地球における活動制限時間を示すカラータイマーが発光するのが特徴だ。フィギュアライズスタンダードシリーズはその発光ギミックを定番として備えている。当然ウルトラマンエースもだ。
背中にあるスイッチを押すと、胸にあるライトが鮮やかに光る。最初は青色に光り、スイッチをもう一度押すと赤色にも変化させることが可能だ。
また胸のカラータイマーおよびS.S.Cジェネレーターが作動しているとき、加えて両目も発光してくれる。
この発光ギミックはボディの中に収められたLEDユニットにより実現。背中のパーツを取り外し、露出した小さなボタンをペン先か何かで押すことにより、劇中と同じく3分間だけ発光するのだ。発光は3分後に自動的に切れるため、再び発光させるときにはまたボタンを押し直そう。
なお、LEDユニットにはボタン電池「LR41」が2つ必要だ。これは別売りだから、ウルトラマンエースを買った場所かホームセンターなどで購入しよう。発光の強さや液漏れのしやすさに影響するため、値段は張るができれば大手のボタン電池を揃えたい。例えばパナソニックやマクセル製だ。
ウルトラマンエースの臀部にはまるで木材をほぞ組みするような四角い窪みがある。
この窪みはフィギュアライズエフェクト台座を接続するためのものであり、台座に固定したウルトラマンエースは足を浮かせながらより自由なポージングが可能だ。
ウルトラマンエースは上半身と下半身をボールジョイントによって接続。よって腰を動かすことができる。
腰を回したり、回転したり、前後左右にやや傾けることが可能だ。
ウルトラマンエースの股関節部分は複雑な作り。ポージングに適した可動域を確保するために、脱臼したように引き出せる機構が搭載されているのだ。
ウルトラマンエースの足はその股関節を含め、膝と足首も可動。概ね人間と同じ可動部を備える。
それらの可動部を活用すれば、歩いているように見せたり、
ストライドを伸ばして走ったり、
小走りだってできる。
股関節は先述の機構によって90度近くまで曲げられ、
膝も太ももの裏に近づくくらいまで畳めることが可能だ。
メタリウム光線にタイマーショット! エースの必殺技を繰り出そう
ウルトラマンエースは技巧派のウルトラマンとして知られる。豊富な必殺光線を繰り出すことができるのだ。
例えば両腕でL字型を作り、右腕からメタリウム光線を発射したり、
トサカに両手を当ててパンチレーザーを撃ったり、
全身でT字型を作ってカラータイマーからタイマーショットを放ったりする。
フィギュアライズにおいてもそういった躍動的な必殺技のポーズを、充実した可動部によって実現できる。
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