MG ブレイズザクファントム ハイネ・ヴェステンフルス専用機を素組みレビュー! ミサイルポッド搭載のプレバン限定ガンプラ

MG ブレイズザクファントム ハイネ・ヴェステンフルス専用機を素組みレビューする。MG ハイネザクはブレイズウィザードの開閉ギミックやミサイルポッドの展開などが魅力的なプレバン限定ガンプラだ。トリプルボールジョイントによるシールドのフレキシブルな可動やビームトマホークのエフェクトも見逃せない。
目次
- MG ブレイズザクファントムのハイネ機が登場! 動力パイプはまさかのAMS
- シールドがフレキシブルに可動! これがトリプルボールジョイントの効果だ
- ブレイズウィザードの大型ブースターにはスラスターハッチの開閉ギミック
- 18発のAGM138ファイヤビー誘導ミサイルが内蔵! ポッド展開で発射形態に
- MMI-M633ビーム突撃銃が付属! ドラムマガジン式の両手で掴める武器
- 近接戦闘ならMA-M8ビームトマホーク! ビームエフェクトが美しい
- MG ブレイズザクファントム ハイネ・ヴェステンフルス専用機の総評
MG ブレイズザクファントムのハイネ機が登場! 動力パイプはまさかのAMS

マスターグレード ブレイズザクファントム ハイネ・ヴェステンフルス専用機は、バンダイスピリッツのプレミアムバンダイ限定ガンプラとして2026年07月03日 金曜日 11時に予約を開始し、2026年09月に発売。価格は税込5,390円、対象年齢は15歳以上。テレビアニメ作品『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』に登場するザフト軍所属のブレイズザクファントム ハイネ機をMGガンプラ化した。

1/100スケールとしては2005年06月08日 水曜日に同名の機体が発売済み。でもMGとしては今回が初めてのキット化となる。既に発売済みのブレイズザクウォーリア、レイ・ザ・バレル、ディアッカ・エルスマン版の色違いバージョンではあるものの、オレンジショルダー仕様の右肩パーツと水転写式デカールが新規付属。少し新しい要素も加わった。

オレンジ色のブレイズザクファントムのパイロットはハイネ・ヴェステンフルス。以前レビューしたHGCE グフイグナイテッド ハイネ・ヴェステンフルス専用機を素組みレビュー! スレイヤーウィップが躍動的なガンプラからハイネ機が立て続けに商品化された。ハイネグフが7月、ハイネザクが9月発売だ。今、オレンジ色の流れが来てるのかもしれない。金運もアップするカラーだからね。

ファントムの頭部。ブレードアンテナやモノアイ、動力パイプなどを備えている。ファントムは指揮官機のため、一般機のウォーリアにはないブレードアンテナが採用された。
動力パイプは横に広がったダース・ベイダー型ヘルメットの内側を通る構造。弱点になりやすい動力パイプの露出が抑えられているため、ヘルメットの外側を通って露出したグフイグナイテッドの動力パイプよりも安全性が高い。グフイグナイテッドのほうが高性能だけど安全面はこっちみたいだ。

モノアイはもちろん可動式。モノアイの前面にはクリアパーツによるバイザーもあって本格的だ。でも顎の下にレバーがないタイプだから、モノアイを左右に動かすためにはヘルメットを取り外す必要がある。ヘルメットを取ってモノアイレールを直接回すんだ。ヘルメットは取り外しにくく、モノアイの回転も硬めなので多少苦戦するかもしれない。

モノアイはレール下のV字の切り込み部分まで可動。他のザクではあまり動いたように見えないキットもあるけど、このブレイズザクは十分違いが分かる。

ブレイズザクの胴体にはコックピットを内蔵。開閉ギミックを搭載したコクピットハッチを開けばコックピットの中を見ることができる。

コクピットには座った状態のハイネの姿が。でもコクピットのスペースがとても狭く、フィギュアも小さいからあまり見応えはない。ハッチのつまみが奥まった場所にあって開きにくいこともコクピットから手を遠ざける要因のひとつだ。

ブレイズザクのスカートパーツは大きく可動。フロントスカート、サイドスカート、リアスカートの全てがフルオープン状態にできる。もう胴体にあたるまでは持ち上げられるよ。フロントとリアスカートの黄緑色の排気ダクトもワンポイントって感じで雰囲気いいね。

サイドスカートにはハンドグレネードおよび高性能炸裂弾を2基装着。手榴弾みたいに投げつけて使う範囲攻撃武器だ。これを左右で全4基装備している。オレンジ色の本体に白いレバーがついて造形も細かい。

ハンドグレネードはただの装飾ではなく、実際に着脱することが可能。手に持たせればまさにそれっぽい感じだ。でもちょっとノズルを折りたたんだスプレー缶にも見えるかな。まるでハイネザクがスプレー塗装やプレミアムトップコートをさり気なく要求してるみたいだ。

ブレイズザクの腕。肩はグフのようなスパイクアーマーではなく平面的だ。円形モールドや段落ちモールドがあってディティールは細かい。

肘の可動域は抜群。肩に前腕がつくまで曲げられる。でも腕を真横に持ち上げるときはシールドや肩当ての干渉によって可動範囲が制限されるようだ。
なおファントムは大きい関節だけでなく細かいところもよく動く。ハンドパーツ側の手首ジョイントに可動ポイントがあり、手を内側に曲げたり外側に反らせたりすることも可能だ。
この手首の可動ギミックは特にビームトマホークを持つときに有用で、多彩な表現が可能になる。ただその柔軟性のあまり保持力には些か問題があり、武器を持たせたときにポーズを決めにくかったりポロリするケースも。MGのパーツで大きいから修正しやすく、そこまで厄介ではないけどね。

肩の接続部には引き出しギミックを採用。上下には動かせないけど前後には強い。肩を十分に引き出せばビーム突撃銃を両手で持つときに特に有用だ。

ブレイズザクの脚。大腿部と膝下を繋ぐ動力パイプや2基のスラスターユニットを備えている。

膝の可動域はそこそこ。装甲が大きい分、しっかり曲げられるほどではない。

脚の動力パイプはまさかのアドバンスドMSジョイント。MGでAMSは初めての経験だった。RGの専売特許だと思ってたよ。うん、硬くて動きは悪い。膝の動きと連動してスムーズに動く、追従するって感じではないね。正直あまり嬉しくない箇所だ。

膝下の側面にはスラスターユニットを装備。スカートパーツと同じ黄緑色でいいアクセントにもなっている。

ふくらはぎにも可動式のスラスターを配置。若干上下に動かせて角度を変えられる。
シールドがフレキシブルに可動! これがトリプルボールジョイントの効果だ

ブレイズザクは両肩にスパイクシールドを装備。オレンジに白枠、3つのスパイクを備え、グフイグナイテッドの盾よりもゴツゴツした感じの形状だ。シールドを接続できるのは肩部限定。腕用のハンドルやジョイントがないため、グフのように腕に装着したり手に持たせることはできない。スパイク付きだからシールドで殴ったり体当たりしたりと攻撃手段としても使える。

シールドの裏にはビーム突撃銃用の予備マガジン2個をマウントすることが可能。左右2つのシールドに計4個、ビーム突撃銃にすでに取り付けられている分を合わせれば計5個携帯できて在庫は潤沢。ビーム切れを気にせずたっぷり撃ちまくることができる。

シールドと肩はトリプルボールジョイントによって接続。シールドの上部に縦並びで2つ、肩部にひとつはめ込む。棒状や板状の挿し込み方式でないため、シールドのフレキシブルな可動が実現している。

シールドからボールジョイントをひとつ外してくねくねすれば、シールドを機体の前面に配置することも可能。まるでサンダーボルト版フルアーマーガンダムばりに手厚く防御できる。

中央のボールジョイントにはさらに可動ポイントがあって、それがシールドの柔軟な可動に大きく貢献。ジョイントがより引き伸ばされて、シールドをあちこちに展開しやすくなっている。

シールドをスキージャンプみたいに配置して飛行形態っぽいポージングも可能。いろいろ遊べる。
ブレイズウィザードの大型ブースターにはスラスターハッチの開閉ギミック

ファントムのバックパック。正式名称はブレイズウィザードという。フライトユニットではない名前がついたバックパックは珍しく、直訳で炎の魔法使いはかっこよすぎだ。

ブレイズウィザードは中央のテイルスタビライザー、その下の黒と黄緑色の2種類のスラスター、左右の大型ブースター2基で構成。テイルスタビライザーと黄緑色のスラスターは上下に可動して角度を変えられる。ボールジョイントで接続された2基のブースターの可動もフレキシブルだ。

さらに大型ブースターにはメインスラスターハッチの開閉ギミックとスラスターの伸縮ギミックを搭載。ハッチを大きく開いてスラスターを引き出すことで飛行モードにすることができる。このハッチの開き方、見た目の雰囲気はまるでトールギスのブースターだ。

グレーのスラスターハッチと黒いスラスターが展開した様子はとてもダイナミック。ファントム最大の魅力のひとつといえる部分だ。
18発のAGM138ファイヤビー誘導ミサイルが内蔵! ポッド展開で発射形態に

ブレイズウィザードには飛行能力だけでなく攻撃能力も備わっている。大型ブースターの上部にあるAGM138ファイヤビー誘導ミサイルがそれだ。

誘導ミサイルはブースターの内部に格納されており、発射時にミサイルハッチを開いてミサイルポッドを引き出すガンプラオリジナルギミックを搭載。

内蔵された2基のミサイルポッドを展開してハッチを上に被せれば発射形態になる。

2基合わせて18発のミサイルが正面を向く形は圧巻。ミサイルの赤とポッドのグレーはもちろんパーツ分割によって色分けされており、個別感や立体感も高まっている。

ミサイルポッドを標準装備したザクは少なく、存在しても腕部や脚部への装備がほとんど。ファントムのような背部ミサイルポッドに至っては初めてだ。初の背部ミサイルに大型ブースターとの一体化・・・ファントムは目新しい要素が豊富だね。
MMI-M633ビーム突撃銃が付属! ドラムマガジン式の両手で掴める武器

ブレイズザクはミサイルの他にも遠距離攻撃武器が付属する。ザクではおなじみのドラムマガジン(円盤型の弾倉)付きMMI-M633ビーム突撃銃だ。

ビーム突撃銃の見た目は宇宙世紀シリーズのザクマシンガンそっくり。でもビームと実弾の違いがある。

ビーム突撃銃は定番のダブルグリップ仕様。フォアグリップを左右に持ち上げて両手で掴むポージングが可能だ。平手のハンドパーツで添えても、武器持ち手で掴んでもいい。

先述の通りシールドの裏には予備のドラムマガジンが控えている。いっぱい撃てるから安心感が違うね。

ビーム突撃銃の非使用時にはリアスカートにマウントすることが可能。中央リアスカートの一部外装を下にスライドすることでマウントするための挿入口が露出する。

ビーム突撃銃のドラムマガジンを引き出して倒し、フォアグリップを下げてコネクタを前述の挿入口に挿し込めばマウント完了。手に持たなくても携帯できるようになる。ドラムマガジンを引き出すときはちょっと硬いけど、ビーム突撃銃をスリムにする変形は面白いね。
近接戦闘ならMA-M8ビームトマホーク! ビームエフェクトが美しい

スパイクシールドに続く近接戦闘用武器、MA-M8ビームトマホークが付属。

伝統のヒート・ホークに似ているけど、こちらは赤熱化するのではなくビームを放出する片手武器だ。

ビームトマホークのグリップは少し角張ったD字型のハンドガード付き。ハンドガードなしのヒート・ホークよりも守備力に優れる。先述した頭部の動力パイプと同様にファントムの安全性の高さや配慮が窺われる部分だ。

ビームトマホークの魅力はなんといってもビームエフェクトの美しさ。横からビュワーン、上からシュパーってクリアピンクのエフェクトが出てて躍動的だ。正直あと3倍くらいエフェクトが大げさでもいいくらいだけど、これでも十分クールだね。
MG ブレイズザクファントム ハイネ・ヴェステンフルス専用機の総評
ハイネザクはハイネグフと同じくオレンジかっこいいPB限定アイテム。他のブレイズザクのカラーバリエーションだから、すでにレイ・ザ・バレルやディアッカ版を持っていれば買う必要があるか分からない。
でもブレイズザクの主要な専用機が出揃った今、初購入でどれかひとつを入手するならかなりオススメのガンプラだ。ハイネ機は本人の出演時間に関わらずどれも人気があるし、オレンジかっこいい。そう、オレンジかっこいいんだ。いやちょっとパワープレイだったかもしれないけど、とにかくオレンジ色は存在感がすごいよ。
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