ド迫力のワイドショット! フィギュアライズスタンダード ウルトラセブン Ver7.3を素組みレビュー

フィギュアライズスタンダード ウルトラセブン Ver7.3 フリーアームドをレビューする。

目次

2WAYタイプのEXライフル! 清水栄一氏が書き下ろした拡張バレルで銃身が長く

Figure-rise Standard 1/12 ULTRAMAN SUIT Ver7.3 FULLY ARMED

Figure-rise Standard 1/12 ULTRAMAN SUIT Ver7.3 FULLY ARMEDは、バンダイスピリッツから2019年09月21日に発売されたプラモデルだ。フィギュアライズスタンダードシリーズのウルトラセブンとしてはVer7.5に続く二度目のキット化となる。

キット最大の特徴は、豊富な兵装が付属し、セブンの全身にそれらの兵装を盛り付けてボリュームアップできること。新規オリジナル武装を含む兵装を体中に装備したセブンは迫力満点だ。それはまさに歩く兵器というような重装備感。スマートな格好だったVer7.5との決定的な違いを生み出している部分でもある。

武装の数々

ウルトラセブンVer7.3を豪華にする武装の数々はEXライフル、ワイドショット、スペシウムソード、アイスラッガーなど多種多様だ。まずはそれらの中からEXライフルを紹介しよう。

EXライフル

EX-RIFLEはウルトラセブンの手に持たせることができる2WAYタイプの火器だ。片手を添えてツーハンドホールドしなくともワンハンドシュートすることが可能。EXライフルは2丁付属するため、2丁拳銃のようなポーズもとれる。

ワンハンドシュート

銃身拡張ユニットを取り付けたEXライフルは、ウルトラセブンの身長の半分を超える長大なサイズ。普通の人間ならば片手撃ちすることは困難である。だが、Ver7.5から強化されたセブンの強靭なウルトラマンスーツならばそれが可能だ。

これほど銃身の長い武器を片手でバランスを保って構え、そして撃つ・・・そういうパワフルな芸当はVer7.3のウルトラセブンしかできないだろう。銃をワンハンドで扱えれば、フリーの手でスペシウムソードを引き抜いて近接戦闘にも備えることができるというメリットも。隙のない戦い方を実現できるのはウルトラセブンならではだ。

取り回し

銃身の長いEXライフルの威力は抜群。射程距離も長い。しかし、さすがのウルトラセブンといえどもやや取り回しが悪いと感じる場面もあるはずだ。そんなときは拡張バレルを取り外してみよう。

拡張バレル

コミックとアニメの原作者である清水栄一氏が書き下ろしたこのキットのオリジナルパーツである拡張バレルは着脱式。拡張バレルを取ればEXライフルの長さはコンパクトになる。バレルなしのライフルは威力と命中精度は落ちるが、動きの速い相手や広範囲に攻撃を加える場合に有効だ。拡張バレルを取り付けて一撃の威力を高めたり、外して扱いやすくしたり・・・2WAY仕様のEXライフルを状況に応じて使い分けよう。

EXライフルは背中にマウントできる! Ver7.3の重量感に大きく貢献

ライフルホルダー

EXライフルは使わなくなったときに捨てることもできるが、保持し続けておくことも可能だ。ウルトラセブンVer7.3の背中にはライフルホルダーが備えられている。そこにEXライフルをマウントすれば、捨てずに装備し続けられるのだ。常に身につけていれば、いつでも使用したいときにまた引っ張り出せる。そしていつでもマウント可能だ。

トールギスのスーパーバーニア

背中に2丁のEXライフルを装着したウルトラセブンは、まるでトールギスのスーパーバーニアのような迫力が醸し出される。ウルトラセブンの重量感に最も貢献しているのは、まさにこの背中の荷物感にあるといえるだろう。

可動ギミック

またライフルホルダーは銃を固定するだけでなく、可動ギミックも搭載する。まるで翼が広がるように、あるいはブースターが最大火力を出すときのように持ち上がるのだ。

背中のボリューム感

ホルダーを持ち上げて角度をつければ、背中のボリューム感をより高めることが可能。見た目もさらにスタイリッシュに、そしてスケールアップになる。

圧倒的な破壊力のワイドショット! 巨大兵器からビームを放て

巨大なワイドショット

ウルトラセブンVer7.3には、銃身の長さを変えられ、背中に取り付けることができる機能的なEXライフルに並ぶ注目度の兵装がある。それは巨大なワイドショットだ。

WIDE-SHOT

2丁付属するWIDE-SHOTは、1丁ずつ両手に持って光線を放つ高出力ビーム兵器。ウルトラセブンが腕から放っていたスペシウム光線みたいなワイドショットを、兵器から放てるようにした代物である。

全体的なサイズはこのキットにおいて最大。長さはEXライフルとあまり変わらないが、分厚さや見た目のゴツさは他の追従を許さない。

ド迫力のワイドショット

そのド迫力のワイドショットから放たれるビームがとんでもない高火力であることは容易に想像できる。もちろんEXライフルよりも威力は上だ。照準を精密に合わせることは難しいだろうが、圧倒的な破壊力がそれを補う。

ちまちまと敵を狙い撃つことに煩わしさを感じたときにはこのワイドショットをぶっ放そう。まどろっこしいことなく全てを消し炭にすることができるはずだ。

保持力

なお、このワイドショットもウルトラセブンの手にしっかり握らせることができる。肘が干渉してやや持たせにくいが、一度握らせれば保持力は高い。ワイドショットは見た目は大げさだがパーツがとても軽く、腕に負荷はかからないのだ。

本格的な抜刀が楽しめるスペシウムソード! 増量により二刀流も実現

スペシウムソード

EXライフル、ワイドショットと遠距離攻撃用の武器が続いたが、ウルトラセブンは本格的な近接武器も持っている。それが2本のスペシウムソードだ。

二刀流の使い手

スペシウムソードは単体ならこのキットで最長となる物理的な刀だ。Ver7.5やVer7.2においても装備するスペシウムソードが、Ver7.3では二本に増量して登場した。つまり、ウルトラセブンVer7.3は二刀流の使い手として進化したのだ。

抜刀のリアリティ

スペシウムソードは腰の両側に取り付けられたソードホルダーおよび鞘に納めて持ち歩く。必要に応じて鞘から抜き差しし、抜刀したり納めたりするのだ。

長大な刀を実際に鞘へ納めることができるため、刀を引き抜くのは少し時間がかかるだろう。しかしその時間が抜刀のリアリティを高め、まるで真剣をシューっという音とともに本当に引き抜いているかのような本格的な体験を提供してくれるのだ。

美しい刀

抜刀したスペシウムソードはとても細く、ブレードとグリップの間に鍔もないシームレスなデザイン。しっかりと日本的な雰囲気があるとても美しい刀だ。

その冷たさすら感じるシルバーと形状からは、まるで針のような鋭利さと振りの軽さが感じられる。もちろん刀鍛冶や職人の手による仕上げのような切れ味の良さもだ。こんな見事な刀を二本も振り回されたら、相手としてはたまらないだろう。

2つのアイスラッガーが合体! ブーメランが長大な近接戦闘用の武器に

2つのアイスラッガー

ウルトラセブンVer7.3にはスペシウムソードの他にも近接武器がある。新規オリジナル武器のアイスラッガーだ。EXライフルの拡張バレルと同じく、漫画家の清水栄一先生がデザインした。

ダブルブレード

本来、スペースブーメランとして投げたり、ナイフのように軽妙に使うアイスラッガー。だがVer7.3のウルトラセブンは使い方が一味違う。アイスラッガーは2つ付属し、合体できる仕組みを搭載。合体した2つのアイスラッガーは両刃に見立てた弓のようなフォルムの武器になる。ふたつのアイスラッガーを接続するジョイントパーツの導入により、ダブルブレードの大型近接武器として機能するのだ。

一体化したアイスラッガーは先述のスペシウムソードをも上回る長さを誇る。さらにブーメラン特有のカーブした刃は非常によく切れそうだ。実にエグいサイズ、そして形状である。持ち手もジョイントパーツを含めて3ヶ所あり、持つ場所によってリーチを長くしたり両刃を活かしたりして柔軟に活用できるのも強み。

本来の用途

また、EYE SLUGGERをジョイントパーツから切り離せば、本来の用途としてももちろん使える。アイスラッガーを投げてよし、ナイフのように使うもよしだ。

ウルトラセブンの目に発光ギミックあり! 首の可動域も結構広い

可動部やその他のギミック

ここまで主に武器類についてレビューしてきたが、ウルトラセブンVer7.3本体の可動部やその他のギミックについても簡単に見ていこう。

首の可動部

まず、首の可動部。首は左右に回転することはもちろんのこと、頭を左右にやや傾けることもできる。さらに首の付け根と頭部との接続部が可動し、その2ヶ所の可動部によって比較的はっきりと頭を前に倒すことも可能だ。その可動域は以前レビューしたウルトラマンエース以上であり、ウルトラセブンVer7.3特有の顎を引いたかっこいいポージングを実現している。

可動域

しかし、ウルトラセブンの腰については首のようにはいかない。前後にわずかに動かせること以外には、腰を回したり傾けたりすることができないのだ。この可動域の狭さは、腰の左右にある骨盤が発達していることに起因する。デザインの関係上、そしてソードホルダーを取り付けるために骨盤が大型化して腰の動きに干渉、可動域が制限された。

動きをつける

ただ、骨盤の下の足はある程度動きをつけることが可能だ。股関節は少し引き出せる機構もあり、90度まではいける。そして膝も90度以上は曲げられる。フィギュアライズエフェクト台座に接続した状態で足に少しでも動きをつければ、腰を動かせなくともささやかに走っている感を出せるはずだ。

目の発光ギミック

Ver7.3にはVer7.5でも採用されていた目の発光ギミックが実装されている。

さりげない発光

ウルトラセブンはエースのように胸のカラータイマーを持たず、1ヶ所しか光らない。そのため明るい場所では発光具合が分かりにくいかもしれないが、暗い場所ではさりげない発光を認識することが可能だ。

LEDユニット

目の発光ギミックはボディに組み込むLEDユニットによって表現。胸と目の2ヶ所を光らせる白色のLEDユニットとは異なり、目だけを光らせる赤色タイプのLEDユニットを使用している。対応するリチウムイオンのボタン電池はLR41が2個。目しか発光しなくとも、電池の必要個数は減らない。

Figure-rise Standard 1/12 ULTRAMAN SUIT Ver7.3の総評

フィギュアライズスタンダード ウルトラセブン Ver7.3は武器の多彩さ、豊富さが魅力としてまず挙げられる。しかもどれも大型の武器となっており、非常に充実感が高い。腕、腰、背中など体中に兵装を装備でき、全身の完全武装感は他のウルトラマンにはない唯一無二の特徴だ。

さらにEXライフルは拡張バレルをオプションとして装備できるし、アイスラッガーはジョイントパーツで繋げられるなど小技も効いており、とても面白みがある。大きさから連想されるような大味さはなく、多彩な使い方が用意されているのだ。

また、もちろんウルトラセブン Ver7.3本体もかっこいい。Ver7.5とは細部のデザインが変更されており、使い回しというわけでもない。赤色はグロスインジェクションと銀色のエクストラフィニッシュのメリハリが絶妙で、特にエクストラフィニッシュの部分は他のウルトラマンよりもメカメカしさがある。スジ彫りの数が多いため、陰影によって兵器感が高まっているのだ。

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